どちらの勤務体制が働きやすい?
働きやすいのかは2交代制と3交代制のどちらなのかを判断するためには、夜勤の拘束時間や残業時間の違い、身体的負担の違いを比較してみるといいでしょう。どちらが合っているのかは人それぞれ異なりますが、日本看護協会が推奨しているのは夜勤の勤務時間が短い3交代制です。「3交代の正循環」と呼ばれるシフトの組み方をすれば、生活リズムを崩さずに日勤と夜勤のシフトをこなすことが可能だからです。準夜勤と深夜勤だと、深夜には仕事が終わる準夜勤のほうが日勤に近い生活リズムを保てます。
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負担が軽いのは?
看護師が長く仕事を続けていくためには、身体にかかる負担を考慮した勤務パターンを選ぶことが重要です。2交代制と3交代制では夜勤の勤務時間が大きく違っており、身体にかかる負担もそれぞれ違います。拘束時間の長さや残業時間の長さなどを比較し、どちらの勤務体制がいいのかを総合的に見て考えましょう。1回の勤務で身体にかかる負担をできる限り軽くすることを優先するなら、夜勤の勤務時間が短い3交代制のほうが適しているでしょう。
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推奨されているのは3交代制
日本看護協会は、看護師の働き方として3交代制を推奨しています。「3交代の正循環」と呼ばれているシフトの組み方を導入すると、前の勤務開始から24時間後に次の勤務が開始されることになります。シフト間隔が十分に開いていると疲労回復が早く、休日も活動的に過ごすことができます。準夜勤後の休日の時間が少なくなるという問題は、深夜勤後を連休とすることでクリアできます。公休が難しいなら、有給休暇を使って連休を作ることを日本看護協会は推奨しています。
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大事なのは休息時間
看護師が健康に働き続けるためには、休息を十分にとることが何より大切です。しかし、病院によっては「日勤夜勤」などのシフトが組まれており、勤務間インターバルが短いことから体調を崩してしまう看護師もいます。日本看護協会では、月の夜勤日数や勤務時間についてのガイドラインを打ち出し、看護師の働き方改善に乗り出しています。今後は、業務間インターバルを意識したシフトを組む病院がさらに増えていくことが予想されます。
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